2009年11月06日

歯周病と糖尿病の関わり

歯周病と糖尿病の関わり

現在、日本人の糖尿病罹患(りかん)者数は890万人といわれております。
もともと少ないエネルギーで生きていける日本人が、欧米人と同じ生活スタイルになったのが罹患者数増大の大きな原因のようです。

脂肪分の多い肉類の摂取、更にやわらかい食事が増えたことによって「かむ」数が減り、その結果食べ過ぎてカロリーオーバーになってしまうということです。そのた、運動不足やストレスなどもあげられます。

①では糖尿病とはどのような

私たちの身体は、食事をすると血糖値が上昇します。
そして、それを下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されますが、エネルギーなどの過剰摂取などで膵臓に負担がかかると、このインスリンの働きが阻害されてしまいます。
そのため、血糖値が下がらず慢性的な高血圧の状態が続くと、更に深刻な合併症まで引き起こします。

★高血圧症 ★神経障害(手足のしびれ) ★水虫、カンジダ症 ★タンパク尿、腎臓障害 ★無痛性心筋梗塞 ★肝機能障害 ★網膜症 ★高コレステロール ★肺結核 ★皮膚化膿症 ★歯周病の悪化(歯肉の腫脹、歯の動揺、口臭)
糖尿病治療の三本柱となるのは、


   「食事管理」   「適切な運動」   「投薬(症状による)」 です。

正常な歯肉 浮腫性の歯肉 腺繊維歯肉
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②口腔内における糖尿病の予防及びケアー

1)ブラッシング・定期的なクリーニング

毎食後の正しいブラッシングは、口の中の細菌を減らします。また歯ブラシのマッサージ効果により歯茎の血流がよくなり、歯周病が改善され全身の免疫力も高まります。日頃のブラッシングでは十分に落としきれない部分もあります。年に1~2回歯科でクリーニング、と歯と歯の定期検診が重要です。

2)歯の治療

虫歯の治療と、欠損している部分に歯を入れてよくかめるようにする事と、歯周病の治療が必要です。
また歯列不正の矯正や不要な親知らずを抜いておくことも大切です。

更に序文で述べた「かむ」ことの重要性について

●消化吸収を助け、食べすぎを防ぎます 
●唾液が多く分泌されて、口の中が自然に清掃されます
●顎の筋力の衰退予防や、顔貌の左右なバランスを維持します
●脳を刺激し、思考力の退化予防やボケ防止更に情緒の安定を保つとされています
●歯根膜(歯周組織の一部)が刺激され血行を良くし歯周病予防につながります
小山歯科医院:小山院長




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